内容紹介
それは高校三年生の夏、思いがけず見つけた運命だった──。
校外見学でやってきた博物館で、アンモナイトの化石を割ってしまった浩紀。だが、いつものように適当に流そうとした浩紀を、学芸員の香月は本気で叱った。真面目で融通のきかないかれに反発を覚える浩紀だったが、博物館に通い詰めるうちに、博識で可愛いところのある年上のひとにいつしか惹かれてゆき……。
校外見学でやってきた博物館で、アンモナイトの化石を割ってしまった浩紀。だが、いつものように適当に流そうとした浩紀を、学芸員の香月は本気で叱った。真面目で融通のきかないかれに反発を覚える浩紀だったが、博物館に通い詰めるうちに、博識で可愛いところのある年上のひとにいつしか惹かれてゆき……。