内容紹介
高校生の柊堂玲は、ある日不思議な鞘に導かれ、異世界に迷い込んでしまう。
そこは、神によって選ばれた強靱な王・刹那が統べる鬼玉と呼ばれる国だった。
玲が手にした「鞘」は、王が所持する「王剣」と対を成すもので、鬼玉で長年探し求められていたという。
半ば強制的に鞘の持ち主にされた玲は王宮に連行され、刹那のそばにいることに。
二人は運命を共する唯一無二の存在らしいが、自分を道具として扱う刹那の冷徹な態度に、玲は傷つく。
王剣に宿る鬼の力に身も心も蝕まれ、刹那の苦悩を感じた玲は、帰る手立てを模索しながらも刹那を放っておけず―?
そこは、神によって選ばれた強靱な王・刹那が統べる鬼玉と呼ばれる国だった。
玲が手にした「鞘」は、王が所持する「王剣」と対を成すもので、鬼玉で長年探し求められていたという。
半ば強制的に鞘の持ち主にされた玲は王宮に連行され、刹那のそばにいることに。
二人は運命を共する唯一無二の存在らしいが、自分を道具として扱う刹那の冷徹な態度に、玲は傷つく。
王剣に宿る鬼の力に身も心も蝕まれ、刹那の苦悩を感じた玲は、帰る手立てを模索しながらも刹那を放っておけず―?