内容紹介
大人気「嘯風館」シリーズ・待望の新作!
由緒ある会員制社交クラブ『嘯風館』で美術アドバイザーのアルバイトをしている羽嶋瑞穂には、七年の間ずっと忘れられない相手がいた。
男の名は、ルスラン。
目も眩むほど端正な容貌と日本美術への深い造詣を持つ彼は、瑞穂の憧れの存在だった。
だが、祖父の死がきっかけで二人の間には距離が生まれ、いつしか瑞穂はルスランに心を閉ざしてしまう。
素直になれない自分に戸惑いながら、かつてと変わらぬ眼差しを向けるルスランに瑞穂は――。
由緒ある会員制社交クラブ『嘯風館』で美術アドバイザーのアルバイトをしている羽嶋瑞穂には、七年の間ずっと忘れられない相手がいた。
男の名は、ルスラン。
目も眩むほど端正な容貌と日本美術への深い造詣を持つ彼は、瑞穂の憧れの存在だった。
だが、祖父の死がきっかけで二人の間には距離が生まれ、いつしか瑞穂はルスランに心を閉ざしてしまう。
素直になれない自分に戸惑いながら、かつてと変わらぬ眼差しを向けるルスランに瑞穂は――。