内容紹介
幼いころ両親を亡くした公爵のツェレン。
2歳年上でかつて先輩後輩の仲だった王家の次男・ディルの侍従として仕えている。
真面目で勤勉なツェレンは、思慮深く頭脳明晰で眉目秀麗、剣術も腕も確かで、周囲に一目置かれ、王位にも相応しいと噂されるディルに対し、恋心と信奉が入り交じった想いを抱きながらも、心に秘め続けて側に仕えようとしていた。
そんな中、兄である前王が急逝し、ディルが国王を継承することに。
ツェレンは、ディルが妻を娶り子を持って生きる姿を側で見続けるのはつらすぎて耐えられないと、侍従の職を辞そうと考え始める。
そんな慌ただしい王位継承前夜、ディルを狙った何者かの謀略によって、ツェレンが記憶喪失になってしまい……?
2歳年上でかつて先輩後輩の仲だった王家の次男・ディルの侍従として仕えている。
真面目で勤勉なツェレンは、思慮深く頭脳明晰で眉目秀麗、剣術も腕も確かで、周囲に一目置かれ、王位にも相応しいと噂されるディルに対し、恋心と信奉が入り交じった想いを抱きながらも、心に秘め続けて側に仕えようとしていた。
そんな中、兄である前王が急逝し、ディルが国王を継承することに。
ツェレンは、ディルが妻を娶り子を持って生きる姿を側で見続けるのはつらすぎて耐えられないと、侍従の職を辞そうと考え始める。
そんな慌ただしい王位継承前夜、ディルを狙った何者かの謀略によって、ツェレンが記憶喪失になってしまい……?